T E A 紅茶 紅茶の成分 世界の3大銘茶 ブレンド イギリス紅茶の歴史 イギリス人の紅茶のある一日 紅茶の入れ方 紅茶のバリエーション ティーパーティー セッティング メニュー 音楽
全てを小さめに作り、3段のスタンドに食べきれないくらい並べることが礼儀だとのこと。 ケーキスタンドと呼ばれる三段になったシルバー食器。アフタヌーンティーでつまむ食べ物がのせられるもの、すてきですよね。 最近では、普通の家庭では銀の皿に並べて登場することも多いのですが、アフタヌーンティーのスタイルとしては、このケーキスタンドが伝統的ですし、おしゃれですよね。 たいていいちばん下にサンドイッチ、真ん中にスコーンやマフィン、いちばん上がスウィーツと呼ばれるプチケーキのようなものがのせられます。バターやクリーム、ジャムの入った容器もつきます。 原則としては下の段から食べていきます。つまり、サンドイッチ、スコーン、最後にスウィーツの順で、食欲を満たすという意味からも重いものからだんだん軽いものになるよう置かれるのです。もちろん、お腹がいっぱいで甘いものだけにしよう!と思ったら、下が残っているうちでも、2段目3段目をに取ってもかまいません。 このケーキスタンド、上流家庭で使用人がたくさんいた時代、銀皿を持ってメイドが客の間を回ってひととおりサービスした後、食べ足りない人のために皿を置いておくためのスタンド。そんな心づかいから生まれたものだから、単にサービスする順に下から置いていったということなのです。 大勢のテーブルで、スタンドから遠く離れた席の人がいる場合、銀皿だけがはずされてテーブルを回ることがある。そのときは、自分の食べたいものを、食べたい量だけ取ればいい。スコーンが温めて出されるときは、熱いうちに取るのがいいだろう。もちろん、どちらも手づかみでかまわないそうです。 KAWADE夢文庫「紅茶 つい喋りたくなる博学知識」参照